新米と美味しい野菜料理の数々に舌鼓!【稲刈りイベントを開催しました】
2018年9月22日(土)、新潟県加茂市・かやもり農園にて稲刈りイベント「稲刈りをして、みんなで新鮮野菜料理、新米&お酒を楽しもう!」を開催しました。
稲刈りだけでなく、かやもり農園で収穫された新米や野菜料理、加茂の地酒をいただき、とても充実時間となりました。
当日の朝は、雨。起きた瞬間「今日は稲刈りはできないかな…」と思いましたが、準備を始めた8時〜9時ごろには雨が止んできて、何とか開催できる運びとなりました。
集合時間の9時45分前になると、参加者が集まり始めました。中には東京や埼玉など関東圏からの参加者も!遠方からかやもり農園の稲刈りを目的にやってきたそうです。
さて、参加者が集まると加茂農泊推進協議会の萱森会長から今日の流れ・稲刈り時の注意事項を聞きます。稲刈り鎌は切れやすいので、十分に注意するようにといった内容でした。
その後は着替えて田んぼへと向かいます。用意したお揃いの帽子を被ってみんなでぞろぞろと。初めて会った人同士でも「どこから来たんですか?」などと会話をしながら歩いていました。
少し歩くと、今回収穫する田んぼへと到着。そこではすでに事前にお願いしていた地域のおじちゃんがバインダーで稲を刈り始めていました。
しかし私たちは機械のバインダーではなく、手刈りで稲刈り。まず最初に萱森会長から刈り方を聞きます。実際に刈ってもらうと、素早い動きに感動!「いやぁ、50年ぶりだから」と話しながらやってくれましたが、早いの何の!もう体に染み付いているんでしょうね。
説明を聞き終えると、私たちの出番です。みんなで列になって稲を刈っていきます。4束ずつ刈り、8束をひとつにして縄で括る。そしてそれをトラックの荷台に乗せ、はざ場まで運び出します。
はざ場は萱森家の倉庫の脇。先ほどまとめた8束をおおよそ半分にわけ、はざにかけていきます。その後は稲刈り部隊とはざ場部隊に別れて作業。みんなそれぞれの持ち場で作業をもくもくと進めます。
はざがいっぱいになったころ、もう時刻は12時近く。お昼ご飯を食べるために萱森家へと戻ります。
長靴を洗い、茶の間へと向かうとそこには既に美味しそうな料理の数々が。もう腹ペコなので、待ち切れませんっ!
さて、みんなが揃うと早速昼食です。今回は料理やドリンクは全てセルフ。それぞれが好きな量をお皿に盛りつけます。
もちろん新米も用意してありました!今年獲れたばかりの新米はとっても艶やか。ご飯だけで十分甘みが伝わってきます。野菜料理もほっと和む家庭の味。田舎のおばあちゃん家に来たような、あたたかい料理でした。
途中、加茂市内にお店を構える酒屋「滝沢商店」の滝沢さんから加茂の地酒についてお話&試飲も。参加者の皆さんは普段なかなか聞くことの少ない地酒の説明に耳を傾けていました。
そしてお腹もいっぱいになったことだし、そろそろ解散。と思いきや、今度はデザートが運ばれてきました…!もうお腹がいっぱいとはいえ、デザートは別腹!もちろんしっかりといただきます!笑
生のいちじくとアイスクリーム、生クリームを加えたパフェ。朝採りの新鮮ないちじくはみずみずしく、アイスクリームとの相性抜群。すぐにペロリといただいてしまいました。
デザートまでいただき、すこしゆっくりと歓談タイム。初めましての方や何回か来ている方など、参加回数はそれぞれでしたが、同じテーブルについた人同士一緒にお話しされていました。
そして14時過ぎに加茂農泊推進協議会の萱森会長から挨拶があり、この日のイベントは終了。その後は各自好きなタイミングで解散していきました。
もう今ではなかなか体験することもなくなった手刈りでの稲刈り、そして一流料理人も認める萱森家の新米。もちろん野菜料理もいちじくを使ったデザートも全てが贅沢で、今ではなかなかできない経験でした。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!また来年、田植えの時期にお会いしましょう!