みんなで動いた後のごはんは格別!【田植えイベントレポート記事】
5月26日、新潟県加茂市の「かやもり農園」で田植えイベントが開催されました。
集まったのは家族連れや留学生含めて、約20人!初めての田植えに目を輝かせていました。
まずは餅つきからスタート!最初はもち米を潰してこねていきます。そして米を潰し終わると、次はもちをつく作業に。
ここからは参加した人にもちをついてもらいます。2人一組になってリズムよく!私も少し手伝わせてもらいましたが、予想以上に杵が重くて、振りかぶると後ろに仰け反ってしまいました。
もちがつき終わると、萱森さんのおばあちゃんがもちを手際よく分けてくれます。まずはそのまま、その後はきなこもちにして。つきたてのおもちはとても柔らかく、あっつあつ!それでも美味しくてすぐに食べきってしまいました。中にはおかわりに行く人も!2個、3個と食べている方もいました。
さぁ、美味しいおもちを食べたら待っているのは田植え作業です!みんなで萱森さんの田んぼまで歩いて移動。初めて会った人と話しながら歩くのすら楽しいひとときでした。
田んぼに着いたら、早速一列に並んで田植えを開始!
とその前に萱森さんからどう植えれば良いか説明を受けます。さすが小さいころから米作りに関わってきただけあって、慣れた手つき。かなり早いスピードで次々と植えていきます。
やり方は、昔ながらの手法。萱森さんの叔父さんが等間隔に木枠を作った道具を使い、どこに植えればよいか印をつけていきます。
説明が終わったら私たちの出番です。1人3列ずつ担当し、ついに田植えを開始!「わぁ、泥がはねた!」「あ、少し列から外れちゃった!」と色んな声が聞こえてきます。私自身、田植えは小さいころにちょっと経験しただけ。ほぼ初めての田植えでしたが、思ったより難しくはなく、楽しく作業を進めていっていました。
しかし後半になるとみんなの顔に疲れが…。慣れない作業に体が限界を迎えてきました。「腰が痛いー!」「足が限界!」などと言いながらも何とか一反の田植えを終了!
萱森さんお手製の甘酒で休憩をして、みんなで歓談。甘すぎず、酒粕がたっぷり入って美味しくいただきました!
そのあとは萱森さんのお宅まで戻り、野菜畑の見学。アイスプラントときゅうりをもいでその場でいただきました!どれもみずみずしくて、美味しい野菜ばかり。畑で採ってそのまま食べるなんて中々できない体験をさせていただきました。
さあ、次はお待ちかねの御膳料理です!用意されたのは、計9種類。萱森さんの畑で採れた野菜をふんだんに使った料理です。
どれも素朴な味わいで、おばあちゃん家にいるような温かい気持ちになりました。
食べ進めていると、萱森さんが土鍋とお米を用意しています。実際にこの場で土鍋を使ってお米を炊いてくれるそう。家でもできるように説明をしながら進めます。みんなよく見えるように萱森さんの近くへ!熱心に聞いていらっしゃいました。
そして、出来上がったご飯。蓋を開けた瞬間、ふぁっと炊きたてのごはんの香りが広がります。ごはんをよそってもらい、早速いただきます!その美味しさはごはんだけでも一椀食べきれてしまうほど。噛めば噛むほど甘みが広がっていきます。
次に出てきたのは、鮭やホタテなどの海鮮物とさやえんどうやじゃがいもなどの旬の野菜。ごはんと一緒に蒸し、2種類の炊き込みご飯にするそう。少しの間蓋を開け、素早く具材を投入。さらに蒸し続けます。萱森さんの「そろそろかな?」の声にみんな待ちきれず、集まってきました。
蓋をあけると色鮮やかな野菜が並びます。ざっくりとご飯を混ぜ、いただきます。美味しい白米に野菜が入ることで、様々な味を一度に味わえます。美味しかった〜と気づけば完食!お腹も膨れ、大満足の時間となりました。
田植えは確かに大変でしたが、動いたあとにみんなで食べるご飯は格別!贅沢な時間でした。
9月22日には、みんなが植えた稲を収穫する稲刈りイベントを計画しています。詳細はこちら!ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください!